十六夜の夜明け

富士見平を照らす十六夜、儚くもみるみる雲の向こうへ

hr1

自然の営みはつつがなく、今年も夏至を迎えました。
恵みの雨降る季節、シャッターチャンスはつかの間ですが、
寅の刻の空に、一瞬の光景を追いかけて。

山の端から昇る、夕べの月だけでなく、
山ぎわへ落ちる、夜明けの月もまた、神秘的な光を放って。

静寂につつまれた西の空に、儚くも十六夜は雲の向こうへ、
曙色につつまれた東の空に、やがて朝陽が昇りゆき、
『そらいろの丘』の清らかな1日がはじまりました。

hr1

Previous post年輪を重ねる_2021春 Next post虹色に染まる時_2021夏至