なごり雪の雫は、軒の氷柱となり、やがて大地を潤して
氷柱(つらら)の向こうに、春を待ちわびて。
雪解けの大地に、春の萌しを感じていましたが、 このところ、薄墨色の空に、なごり雪の日々… いつも浅間山を望む、北側の軒には、氷柱がきらり。
はれやかな空も、ゆるやかな山並みも、 モノトーンな“そらいろ”に、すっかり霞んでいますが、 この風景の向こうに、やがて訪れる季節は、喜びもひとしおです。