年輪を重ねる_2021立春

ちいさな家族のささやかな食卓に、手頃な大きさの重ね箱・みつ入れ子
自然の営みはつつがなく、今年も立春を迎えました。
まだまだ朝晩は氷点下、ときどき浅間おろし吹き荒ぶ日々ですが、
やんわり霞がかる空、ほんのり膨らむ梢に、春を想うこの頃です。
例年は、春の植樹に向けて、東京郊外の苗畑へ出向く季節ですが、
今年は、緊急事態宣言下の都府県へ、出張を自粛することとなり、
この丘に根ざし、今できることに励む春となりました。
124年ぶりに2月2日となった節分の昼下がり、
「重ね箱」に手まり寿司、「みつ入れ子」小に福豆、
根菜と野菜で花を咲かせて、ささやかながら除災招福を願いました。
今できることのひとつ、新作づくり。
試作して、試用して、試行錯誤を重ねて定番品となりますが、
次は「重ね箱」と年輪を重ねるお皿を…と心あたためております♡
*一年延期を予定していた『にわのわ アート&クラフトフェア・チバ 2021』は、
2月1日に開催中止が発表されました💧
にわのわらしい新たな“わ”を考えてくださっているので、あらためてご報告します。