冬木立の向こうに_2019師走

日々移り変わる色合いは、自然の営み、刻々と染まりゆく色合いは、自然の奥深さ
日本人はやっぱり、富士山と槍ヶ岳の頂に胸おどるわ~
山好きなお客様のお言葉を思いだす、冬木立の向こうの山脈。
稲穂ではなく穂高の穂、美しい穂高の山のように~
そんな思いから名付けられた、自らの名前のルーツをたどる頂。
今年もまた、冬木立の向こうに、胸おどる季節となりました。
黄昏色に染まる時まで、垣間見る雄姿は、奥ゆかしく、神々しく。
浅間山も八ヶ岳も、冠雪の少ない、暖かな冬のはじまりですが、
さすが「日本の屋根」と言われる、標高3000メートルの峰々は、
急峻な頂と真っ白な裾野が、その険しさを物語っています。
春待つ梢の向こうに、垣間見る頃まで、この風景も追いかけて。