芽吹きの季節

早春の空にひときわ映える、バッコヤナギの黄色い穂

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早春の空に、芽吹きの季節を告げる、バッコヤナギ。
春は黄色い花が多いそうですが、この樹木もそのひとつ。
まわりの樹種が、まだ芽吹きの準備をしている頃に、
ひときわ目をひく黄色が、鳥や虫たちに、春を知らせてくれます。

その綿毛を白髪に見立てた、“婆っこ”に由来すると言われる、
バッコヤナギは、私達にとっても、春の訪れに気づかせてくれる樹。
春霞たなびく日々を、めまぐるしく駆けぬけている間に、
標高800メートルの丘にも、遅い春がはじまっていました。

3月はたくさんのお客様にご来店いただき、ありがとうございました。
この丘の風景はいいね!というお言葉を、嬉しくこころに刻みました。

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