2018年11月15日

黄昏色に染まる時_2018霜月

Category: 八ヶ岳,

澄みわたる夕空に、ひこうき雲を追いかける、一瞬の光景!

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ひこうき雲がすぅ~っと描かれた、黄昏色に染まる時
やがて『そらいろの丘』は、漆黒の闇へ、とけ込んでゆきました。

いつかの夕暮れをご一緒したお客様が、サンセットの時間帯に再来店、
あのお椀で、毎日ご飯を食べています~
艶が落ちたら、塗り直しできますから~
ひこうき雲のように行き交う、さりげない会話に、あたたかな気持ちとなりました。

私達の「漆の器」のつかい手となってくださった、お客様とのふれあいを大切に、
これぞ “そらいろサロン” と、またひとつ、大切な思い出を紡ぎました。

*来る年の元日も、朝6時オープン!先行きのよい朝陽を仰ぎたいと思っております。
10席ほどのちいさな店舗なので、“そらいろサロン”として、ご予約を優先いたします。

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2018年11月13日

うるしの日_2018

Category: ものがたり

上:パーマ&カラーリングをすることなく、大切に育てた黒髪が「漆刷毛」に
下:薄板に挟まれた「毛板」を鉛筆のように削り出し、短くなるまで使いこむ

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11月13日は「うるしの日」。
日本漆工芸協会が、1985(昭和60)年に制定した記念日で、
11月は「漆愛用月間」でもあります。

文化は優れた技術と共に、技術は優れた道具と共に…
漆芸は「漆刷毛」と共に、世界へ誇る「木の文化」として受け継がれ、
「漆刷毛」には、日本人ならではの艶やかな黒髪が使われてきました。

髪毛もひとの個性と同様、その性質はそれぞれですが、
太くて硬い髪は平塗りに、細くて柔らかい髪はこまやかな上塗りにと、
黒髪もまた適材適所に、塗師は数本の「漆刷毛」を使い分けます。

1656年(明暦2年)に創業、人髪を用いる鉛筆型の「漆刷毛」を考案した、
江戸伝統技法を唯一守り続ける『漆刷毛工房 ひろしげ』の漆刷毛師、
泉 清吉氏に制作していただいた、写真の記念漆刷毛は、同志の後輩の元へ…

腰があり、しなり強い、生まれながらの黒髪もまた日本人の誇り!と、
お椀を手に取り、自分のお箸を持つ、日本人ならではの習慣も然り、
漆の器」の奥深さにこころ留める、記念日となることを願っております。

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2018年11月5日

こころを結ぶ_2018秋

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美しい紅葉に彩られ、霜晴れの日が続いた晩秋、
おかげをもちまして、『土蔵ギャラリー 企画展』は終了いたしました。
創業120周年を迎える老舗旅館 中棚荘の「年輪」を感じる10日間、
ご来場いただきました皆さま、どうもありがとうございました。

親友のご結婚御祝に、水引を結んでほしい…
というご要望を承り、信州飯田から水引を取り寄せ、試行錯誤を重ねてきた、
塗師自ら、水引を結び、贈る方と贈られる方の、こころを結ぶ
“そらいろスタイル”の贈り物を、こころ留めていただく、良き機会となりました。

ご結婚御祝や還暦など節目の日の御祝に、お椀2個&お箸2膳のお箱詰め
ご出産御祝やお孫さんへのプレゼントに、こ椀2個&こ箸1膳のお箱詰め
お心遣いやご退職などの記念品に、お猪口2個またはお箸2膳のお箱詰め
門出の日の御祝にこ膳重ね箱と、いつの日か思い出していただけますように♡

日本は豊かな森の国、木の文化を育み、受け継いできました~
小諸のような宿場町の旅籠でも、かつては使われていました~
重厚な木造建築「はりこし亭」から、野趣あふれる庭を抜ける途中に佇む土蔵、
その静謐な空間が、「漆の器」の奥深さを伝える、ふれあいの場となりました。

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2018年11月1日

荒船丸ゆく_2018霜月

Category: 富士山,,荒船山

上:6時ちょうど、富士山も荒船山も影絵のように  下:6時20分過ぎ、朝陽が昇る直前、山も雲も輝いて

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県境の山並みが映える、夜明けのグラデーション。
今年もまた、雲海に浮かぶ「荒船丸」を追う、秋深まる季節となりました。

群馬県・埼玉県・山梨県との境に、たくさんの山頂が映しだされる中で、
この丘から撮影する写真では左端、「荒船山」を「荒船丸」という愛称に、
澄みわたる朝空を望む から、「荒船丸ゆく」というタイトルに改め、
めぐる季節を追いかけて、綴ってゆくことにしました。

荒船丸ゆく_2017師走
荒船丸ゆく_2018睦月  荒船丸ゆく_2018睦月_続
荒船丸ゆく_2018如月  荒船丸ゆく_2018如月_続

店舗オープン3周年を迎え、知っていただくから、親しんでいただくへ…
私達の活動に共感し、「漆の器」のつかい手となってくださった、
お客様とのふれあいを大切に、“そらいろサロン”としての色合いを深めながら、
再訪を思い描いていただける、そらいろ便り&店づくりを心がけてゆきます。

*来る年の元日も、朝6時オープン!先行きのよい朝陽を仰ぎたいと思っております。
10席ほどのちいさな店舗なので、“そらいろサロン”として、ご予約を優先いたします。

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2018年10月29日

こ膳_2018秋

綴じ目が波模様を描く、スタッキングできる「こ膳」は、手頃な大きさが魅力
左:「墨」には落葉の季節を想う色  右:「緋」には若葉の季節を想う色

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今年の『にわのわ』でお披露目し、ご予約を承っておりました、
そらいろスタイル” の「こ膳」が、ようやく仕上がりました。
店舗オープン3周年を記念する新作として、ご注文いただいた方には、
草木染めのオリジナルコースターを添えて、順次お届けしております。

“もの・ひと・まち” のキーワードに共感、同じ想いで草木染めをやっています~
激励のお言葉をいただき、「漆の器」の使い手にもなってくださっているお客様、
お隣 東御市八重原にアトリエを構える、アトリエ・アイズカンパニーに、
あの桑畑にて採取した桑の葉で、墨・緋を引き立てる色に染めていただきました。

縫製&ロゴマークの刺繍は、Instagram をフォローいただいているお客様との共創で、
オーガニックコットンのやわらかな風合い、草木染めのあたたかな色合いを生かした、
木肌は人肌と同じ、肌を傷つけないよう、コースターを敷いて使いましょう!という、
木と向き合うマナーを伝える、私達からのメッセージ。

『そらいろの丘』4年目は、この丘での出会いを大切に…
さまざまな節目の御祝や記念品、年末年始のお心遣い、こころを結ぶ贈り物に、
ギフトパッケージをご用意して、こちらからご発送も承っております。
リクエストいただきました皆さま、こころよりお待ちしております!

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2018年10月28日

黄昏色に染まる時_2018神無月

Category: 八ヶ岳,

秋雲たなびく夕暮れ、ほんのりワイン色の“そらいろ”

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秋深まる夕暮れ、黄昏色に染まる時
窓の向こうにひろがった一瞬の“そらいろ”は、
みまき大池の水面と、ジオヒルズ・ワイナリーを、ほんのりワイン色に染めました。

今秋も『土蔵ギャラリー 企画展』でお世話になっている、
中棚荘が開設されるワイナリーは、11月1日にグランドオープンを迎えるそうです。

『そらいろの丘』の字は「虚空蔵」、『ジオヒルズ・ワイナリー』は「富士見平」。
『そらいろの丘』は丘の上に、『ジオヒルズ・ワイナリー』は富士山を望む平原に。

どちらの窓からも、ひとの営みと自然が織りなす、移りゆく田園風景にとけ込み、
どちらの木造建築も、偉大なる山並みに抱かれ、四季を織りなす大地に根ざして、
御牧ヶ原の魅力を広く伝えてゆく営みとなることを、こころより願っております。

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2018年10月24日

ささやかに

Category: お椀

炊きたての新米を「漆の器」でいただく、ささやかな喜び、日本文化の誇り

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はい、新米!と、お裾分けをいただきました。
折しも「木の日」、精米したてのぬくもりと、
地方のまちのあたたかさに触れる、最高のご馳走に。

亡父の郷里からも、新米の便りが届きました。
実りの季節が訪れるたび、思い出してくださる、
炊きたてご飯のようにあたたかな、嬉しいお心遣い。

私達と同様に、大地に根ざして生きている素材ならでは、
手のひらからあたたかに、おいしさが伝わってくる山桜のお椀
愛着を持って食彩に寄り添う手のひらに馴染むお椀で新米を!

手にするたび、美しい田園風景へ想いを馳せる、飯椀はいかがでしょう?

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2018年10月22日

秋深まる_2018

Category: 八ヶ岳,

上:「寒露」を前に、朝陽に映えるはさ掛けと藁ボッチ
下:「霜降」を前に、夜明けの空に浮かびあがる八ヶ岳

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窓の向こうに移りゆく風景も、秋深まるこの頃。
秋雨もようが長く続き、スカッと青空をこころ待ちにしていましたが、
野分が過ぎて、グッと冷えこんだ朝、久しぶりに八ヶ岳を望みました。

この“原”を守り続ける、地元の方々の田圃は稲刈りが終わり、
今年もまた、美しい田園風景を見わたすことができた日々に、
こころより感謝する季節でもあります。

春めく丘  穀雨の頃  立夏の頃  小満の頃
芒種の頃  梅雨明けの朝  小暑の頃  大暑の頃 
海を想う  立秋の頃  やんわりと  黄金色に輝く

しばらく雲に覆われていた、八ヶ岳も浅間山も、初冠雪を迎え、
山粧う季節から山眠る季節へ、紅葉は山腹から山麓のまちへ、
めぐる季節を楚々と綴ってきた「そらいろ便り」も、4度目の晩秋に。

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2018年10月8日

そらいろ便り_2018秋

森の恵みに抱かれるものづくり、豊かな森を受け継ぐ森づくり

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10月8日は、漢数字の十と八で「木」という字から「木の日」。
木のあたたかさやここちよさ、有効活用や可能性を見直す日です。
おかげ様でギャラリー&カフェ『そらいろの丘』は、店舗オープン3周年を迎えました。
そらいろ便り」をご覧いただき、こころを寄せていただき、ありがとうございます!

前職の経験を糧に起業した私達にとって、「木」と向き合うものづくり森づくりは、
もう30年以上も、信念を持って歩んできた道、そしてライフワークです。
これまで積み重ねてきた生業で、いつか誰かのお役に立ちたいとの思いから、
終の住まいのワンフロアを店舗に、お客様との対話を大切に、店づくりをはじめました。

夫婦共創のものづくりに親しんでいただく、木造空間そのものがギャラリー。
私達の活動に共感いただき、ご来訪くださったお客様をおもてなしするカフェ。

私達の店づくりをご理解いただき、木と向き合うマナーを守っていただきながら、
日本に育つ木のここちよさに、ふらりと訪れ、ゆるりと触れる、丘となりますように。
数百本の年輪を刻む「木」から見れば、たった30数年、わずか3年ですが、
偉大なる森の恵みを、未来へ受け継ぐ店舗として、これからも年輪を重ねてゆきます。

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2018年10月7日

丘を抜ける風_2018秋

幼馴染を見送る塗師兼マスター、そしてライダーは、丘を抜ける風に

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御牧ヶ原を貫く区間は、信号機のない千曲ビューライン。
バイクやロードレーサーも走り抜ける、恰好のドライビングロードです。
スカッと秋空の下、絶好のツーリング日和に、丘を抜ける風が訪れました。

やっぱりバイクは、750cc(ナナハン)だよね~
私達の活動に共感いただき、知人や友人が、遠路をご来店くださることは、
店舗を営んでいて、嬉しく思うことのひとつです。

ご来訪くださったお客様に、再訪を思い描いていただける店づくりこそ、
10月8日「木の日」で店舗オープン3周年を迎える『そらいろの丘』の、
これからの歩み、紡いでゆく「そらいろ便り」と、こころに刻みました。

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