鳴雷月の夕暮れ

生長した幼木のシルエットも、さりげなく風景にとけ込んで

hr1

ドラマチックな夕空が楽しみな季節となりました。
ふいに雷が鳴り、雨が降りだすこともある、水無月の異称から、
この日は、鳴雷月(なるかみづき)の夕暮れと、こころに刻みました。

いつかの夕暮れと題して綴っている、マジックアワーの空。
風待月の夕暮れ  涼暮月の夕暮れ
染色月の夕暮れ  紅染月の夕暮れ
神無月の夕暮れ  小春月の夕暮れ 

まるで空へ続いてゆくかのように、計算された支柱と屋根のシルエット。
空へ続くをコンセプトに、設計された木造建築が、風景にとけ込む瞬間。
こころ留めた“そらいろ”を、四季を愛でる、美しい響きの和語に。

hr1

Previous post小満の頃_2018 Next postにわのわ アート&クラフトフェア・チバ_2018_続