空高く棟上げて

3月末の基礎工事着手~5月初の屋根掛け完了まで、周りの風景も少しずつ春色に!

3月末の基礎工事着手~5月初の屋根掛け完了まで、周りの風景も少しずつ春色に!

棟木(むなぎ)の納まりを見届ける、棟梁。

棟木(むなぎ)の納まりを見届ける、棟梁。

伝統工法により木組みされた、“いの一番”。

伝統工法により木組みされた、“いの一番”。

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空高く、棟上げて。
4月27日(大安)、はれやかな青空に恵まれ、
『そらいろの丘』の上棟式が行われました。

ピーンと伸びたクレーンの先に、柱や梁などの構造材が吊り上げられ、
コーンコーンとここち良く、丘の上に響きわたる掛矢(かけや)の音。
いの一番” を鬼門に、「ろの五番がないぞぉ~」など声をかけ合いながら、
大工さんの手で、一本一本、伝統工法により組み上げられてゆきました。

伝統技術を受け継ぎながら、その腕を振るう木造建築が少なくなった時代、
「今回は仕事場へ行くのが楽しみ」と言ってくださった棟梁の笑顔と、
ここに至るまでのたくさんの出会いに、こころより感謝する日となりました。

そして、北村建築設計事務所と3年をかけて計画してきた建物が、
この御牧ヶ原の風景にすっかりとけ込んでいる様子を見上げながら、
私たちもまた、この丘の風景にとけ込みたいと、こころに刻みました。

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